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撫順炭鉱博物館

概要

炭鉱の街、撫順にある炭鉱の博物館です。当然炭鉱に関する展示がメインですが、撫順電鉄で使用されていた電車と機関車が何両か保存車両として収蔵されています。特に有名なのは旧満州鉄道時代に製造された「ジテ」の仲間である撫順電鉄101編成です。

撫順鉱山は数年前に閉山となったようで、現在では石炭の採掘はほぼ行われていないようですが、鉱山の埋め戻しのため撫順電鉄は現在でも稼働しています。ただし旅客営業は20年ほど前に終了しており、現在では貨物列車のみが運転されています。ここではかつて旅客列車が走っていた頃に運転されていた、旧満州鉄道の「ジテ」というディーゼルカーを改造した電車が多数走っていました。大部分は廃車解体されてしまったようですが、このうちトップナンバーの101編成のみがこの博物館で静態保存されています。これ以外にも満州鉄道時代に日本で製造されていた凸型電気機関車や、チェコ製や東ドイツ製の電気機関車も収蔵・展示されています。

展示車両

撫順電鉄101編成です。1編成まるごと保存されています。静態保存ですが現在でも本線に繋がる博物館駅のホームに止まっています。架線もあるのでその気になれば動かせるのかもしれません。

車内には乗れないので車外から撮影。この部分はかつての満州鉄道時代?に復元されています。窓の横には昔の写真が飾られています。どうも一時期この車両を復活させて観光列車を走らせる構想があったとかなかったとか・・・?

別の車両は引退時から手が入っていないようで木が朽ちています。

ここからは101編成以外の保存車両です。撫順ではすべての車両が屋根のない場所に保存されていますが、保存状態はそれほど悪くありません。こちらは上游0628号車。

上游0715号車。

中国製のZG150-1500型電気機関車。「韶峰」という名前が付けられています。現役の車両も多い機関車です。

東ドイツ製EL-1型電気機関車。こちらも現役で見られます。

チェコ製37E-1型電気機関車。こちらも現役の車両が数多くあります。

日本製の電気機関車。満州鉄道時代に製造されたようで、すでに製造から90年ほど経っているものと推測されますが、なんと現役の車両もいます。

ギャラリー

鉄道車両以外にも採掘機械や運搬車なども保存されています。

博物館本館の展示もなかなか見ごたえがあります(ただし抗日戦争のことが結構な割合を占めていますが・・・)。写真は撫順炭鉱の全体模型。

博物館のすぐ横まで西露天鉱が広がっていましたが、現在、博物館側は完全に埋め立てられています。それでも西露天鉱全体が埋め立てられるまではあと何年もかかりそうです。

アクセス

最寄りのバス停は「古城子」バス停になります。37路、51路、52路、53路、56路、82路のバスが停車します。バス停からは約1kmほど歩きます。タクシーの場合は撫順駅から20分~25分程度です。

営業情報

営業時間・・・8時30分~15時

営業日・・・火曜日~日曜日(月曜日閉館)

入場料金・・・30元